自転車散歩には良い季節

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いつものことだが、早く目が覚めた。
久しぶりの連休だった。風もなく、穏やかな日差しに満ちた朝。折角だから道路が混まないうちにと、6時過ぎに家を出て自転車散歩。
風が無いと言っても、自転車を漕いで受ける風は、この時期、さすがに冷える。腹巻してきてよかった。老津の長い上り坂に差し掛かる頃になって、ようやく体が温まってくる。
国道をキコキコ漕いで、梅田川の手前で東に逸れる。神社を横目にしばらく東に向かって土手沿いの農道を走る。最近、この辺ばかりを走っている。小学校3年春から6年夏まで通っていた植田(うえた)小学校の校区になるので、この辺りを走っていると、所々その頃の思い出が断片的に蘇ってくる。でも、当時見ていた風景と今見ている風景との時間の差で懐旧の情に浸ったりするのは歳をとったってことか。
それと、土手の下を通ると三河の冬に吹く強い北西の風をもろに受けずに済むのと、広がる田畑の間にぽつぽつと建つ家々。その南に雑木の点在する植田町の段丘?の起伏のある長閑な風景がいい。
帽子の庇を下げ、俯き加減に漕がないと、正面から受ける朝陽が眩しくて、少々鬱陶しい。
渥美線の線路をくぐり、変電所を過ぎたところで引き返すことにする。いつも同じ方向にしか通らない道を、逆向きに通ると、見慣れた風景も新鮮に見えるもの。再び渥美線の架橋の下に差し掛かったとき、線路沿いに径が南方向に伸びているのを見つける。
これも、いつもとは逆の方向に走ったおかげでの新発見である。
小径は50mほどの先で踏切を渡っているらしく、その先に何があるのかちょっと見たくなった。少し無理をして立ちこぎでその径を漕ぎあがり、踏切の先に見えたのは植田の駅だった。
えーっ? 植田の駅ってこんなだたっけ。
と、小学校の頃に見ていた植田の駅の記憶をたどってみるが、あまり思い出せない。冷静になって考えれば変電所の西側に植田の駅があり、そのさらに西側には素戔嗚(すさのお)神社(先日ブログに書いた、祭りの夜、公衆便所で同級生の女の子が便器にはまり、片足雲固まみれになった神社)、植田小学校があるはずだが、このとき逆向きに走ったせいで、全てが初めて見る風景のような感覚になって、駅だの学校だのと位置関係を考えるより、今、目の前に現れる風景をただただ楽しむことだけで満足してしまったが、それでいい。
これからも、こういう散歩ができるといいと思う。










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