夕立が欲しい

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岩に沁み入る蝉の声。
わざわざ話題にするほどのことではないが、考えてみれば声とは、そもそも呼気により声帯を震わせ、発生させた音が「声」というのではないかと思っているのだが、「虫の声」という言い方は、どんなもんなんだろうか。
虫の場合は、呼気により発せられる音というのではなく、コオロギ・バッタのような羽根を擦り合わせることで発せられる音であり、蝉も腹部にあるナントカ器官によって発生するのであって、これは「虫の声」というより「虫の音」と言った方が正しいのではないか。ただ、「音」というのも、これはこれで羽音もあるし、葉を食べる音やカミキリムシのように頭と胴の繋ぎ目からギイギイと気持ちの悪い音を発生させたり、虫はいろいろな部位から音を発生させているので、蝉の「声」は、呼気から発生するのではないので、「岩に沁み入る蝉の音」という語句の使い方が正しいのかもしれないが、そうすると文面で「蝉の音」と表すと、どういう状況で、どこの部位からの蝉の音なのか、判断に迷いが出てきて俳句の表現としては甚だ情感の欠けたものになってしまう。
難しいところである。声と音では、文字の醸し出す情感というものの度合いに差が出てきてしまう。
そこで便利な言葉に「鳴く(啼く)」というのがあった。
ほ乳類や鳥類、虫でも大体「女が欲しい、女が欲しい」とオスが求愛する際に発する、共通した表現方法として「鳴く」のである。と、思って差し支えなさそうだ。
だからなんだと言われても困るが、ちょっと脳裏をかすめたので書いてみた。

クソ暑い日が続くが、夕立もなく、ついでに朝立(勃)ちもなく、虫の声を聴く余裕もなく、虫の息でやっとこさ生きている状態に置かれている59歳の男。誠に残念でならない。
ただ食欲だけは今のところ旺盛なので有難い。

全然関係ないけど家庭用の流しそうめんセットのどこが楽しいんだっ、あんなもん。
後片付けが大変なだけだ。


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