テーマ:寂寥感

不意に秋はやってくる

陽もとっぷりと暮れる時刻になると、そこらじゅうからコオロギの声。 仕事帰りの疲れた身体で、ヨロヨロと玄関を開けると、闇と静寂に包まれる。 フーッと溜息をついたところで、足元から、いつどこから入ってきたのかコオロギの声がひとつ。 閉じられた闇の中で、その声は耳元で鳴いているのではないかと錯覚するほどひときわ大きく聞こえる。 ひ…
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