テーマ:随想

名コンビ

※御園第二区のH会長とK副会長。 K副会長には敬老会で行われる演芸会の演題を筆で書いてもらっている。現役時代は会社の書道部にいたらしい。力強い奇麗な字を書いてくれる。文科系男子。 H会長は関東一校野球部出身で歳を感じさせない体育会系男子。 自治会の会議では噛み合わない二人の会話が幹事会内での楽しみの一つ。不思議なものでこの二人の噛…
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ちょっと一服

蒸し暑い路地を歩き回り、急に広い道に出ると吹き抜ける風が首や腕を撫で、火照った体が締まるように思われた。9月に入り、秋めいた陽気になったとはいえ、昼間の残暑はやはり堪える。杉山町の地形は小さな尾根や谷が入り組んで、車の通れない小径も所々に点在している。民家が数件寄り添うように建っていると思うと、そこを過ぎると小さな雑木林の中の小道に出く…
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日記8月11日から20日まで

8月11日(土) 午後2時前、集会所に預かっている鍵を持って小学校体育館、倉庫、など開け盆踊り準備。運動場へ櫓の設置は、消防団及び青年団。 自治会は倉庫からテントの持ち出しをしたり、櫓の四隅に立てる竹を長慶寺で切り出しをしたり、雑用。準備スタッフ(女性部連絡員会長副会長アナウンス係の3人、青年団、消防団、自治会幹事)の弁当を配り…
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8月1日~10日までの日記から

8月1日(水) 午前、GW(グリーンウォーク)マップ最終修正とコピー。9時30分、三嶋(さんしま)区会長、谷区会長と学校へマップ改定の説明と盆踊りの際に使用する学校所有(体育館、電気、倉庫内のテント、椅子、テーブル等)の借用のお願い。と敬老会に使用する予定の体育館使用申請書の提出。 午後、GWコースポイントの解説の書き換え作業。…
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吹く風は湿っ気ていて

 あまり強烈ではないがモヤっとする日差しに、それに見合わず強烈な照り返しで、風のない駐車場を立哨していると時々意識が遠のいて空恐ろしい思いをしていたが夕方になり風が吹き始め、帰宅した後、玄関の前でふと見上げると流れる雲に、白く濁った朧月。台風でも来ているのかと思わせる空模様。湿気た風が一晩中吹き、夜中に降り込まれたらと、窓を閉めて布団に…
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みんなでワイワイもいいし独りでこっそりもいい

 台風5号は、暑熱と湿気を置き土産に遥か南の太平洋上を通り過ぎて行った。お陰様で巡回中、地震でもないのに景色が揺れたりぐるぐる回ったりした。  今年に入って人と食事をする機会が増えた。自治会の仕事をするようになり、人との付き合いが増えたから当然そうなる。役員同士で昼飯を食いに行くこともあれば、ほとんど知らない顔ばかりの会食に付き合った…
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布団から出る体力がなかった

 昨夜は眠くて眠くて、早すぎるかなと思ったけど、9時に布団に入って直ぐに眠ってしまった。夜中に何度も目が覚めたが結局5時まで布団から出られなかった。歳をとると8時間も布団に横たわり続ける体力も持久力もないが、昨夜に限っては布団から出る体力持久力も萎えてたってことか。 ・
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トマ子

 警備と言っても、ただ広い駐車場に突っ立っているだけだ。暑い日も、寒い日も、麗らかな日も、雨の日も、風の日も、ボーッと突っ立っているだけだ。突っ立っていると時々近所の猫が懐いてくる。駐車場の向かいに三件並んだ真ん中のお宅の猫で、何て名前か知らないが、私はトマ子と呼んでいる。路上観察額回のトマソンとは関係ない。トラのようでもありマダラの…
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ごく身近な新しい発見

〇〇さん家の木の枝が伸びちゃって、夜になると外灯の明かりを遮って下が真っ暗で・・・ 通学路の街路樹の茂みにハチの巣ができ始めてる・・・ 線路沿いの道に伸びた雑木林の枝が電線に当たっている・・・ この時期だから伸びた枝に関する相談が多い。あるいは、農業が盛んな地域なので道路に関する相談も多い。 畑から流れ出た土で側溝が埋まったり、…
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気にすることないって、誰も聞いちゃいないよ

 人前でしゃべることが苦手と散々言っていたにも拘らず人前でしゃべる機会が多い。どれだけしゃべっても慣れることはないが、数をこなすごとに「うまく喋られたか」などと、いちいち気にすることもなくなった。5月19日は小学校と校区の合同運動会で朝礼台に乗ってみんなの前で挨拶させられた。いったい何をしゃべったか細かいことまでは覚えていないが、うまく…
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梅雨入り前の空気は気持ちがいい

 あまりに疲れて腹が減っていたのでお勝手を夢遊病のように浮遊し、モサモサと晩飯を食ったような記憶があるが実際はどうだったのか判然としないまま布団に潜り込みナマコのようにぐちゃっと沈んだ覚えはある。眠った記憶があるというのはおかしな言い方だが、ちゃんと目が覚めたのだから確かに眠ったということだけは事実であろうと思う。  夕方に七股池を歩…
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眠い

昨日から降り始めた雨で5月とは思えないほど寒いが、七股池の野鳥の声は間違いなく5月。 どうにも眠くて、とはいえあまり早く寝ると夜中に目が覚めてしまい、一度目が覚めると、若いころのように二度寝はできないだろうと、しばらく我慢して起きていたが、やっぱりどうにも眠くて10時前に布団に入るとすぐに寝てしまったらしい、そして午前3時過ぎに目が覚…
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一カ月が経った

 正式には15日総会で承認されてからが本格的な30年度自治会の始まりになるが、形の上では4月1日からが始まり。一カ月が経った。いや、2月18日に校区自治会長が決まってから腹を固める一カ月半も含めると2カ月半。  こういうことに手を出すことは一生ないだろうと思っていた、自分の生活からは隔たったところにある世界であるはずだった。これは象徴…
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ムツカシイなぁ

 まあね仕方がないことなんだけど、自治会のメンバーの中には時々すっごく頭のいい人がいて、それは本当に頭が良くてイヤミで言っているんじゃなくて本当に頭のいい人。ただ頭が良すぎて話が難しくていったい何を言ってるのかさっぱり解らない。その人にとっては当たり前のことなんだろうけど、いわゆる理詰めで話してくる。その理詰めは当たり前のように理屈すら…
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50年前にタイムスリップ

 自治会定期総会で小学校の体育館を使用するため、その手続きを小学校で行ってきた。職員室で書類を書いていると、子供の頃のトラウマが蘇ってくる。もう50年前のことなのにタイムスリップでもしたかのようである。これも三つ子の魂百までというか。先生の机に座って書類を書いていると、その脇を他の先生方が通り過ぎていく。  美術の授業で校庭の写生をさ…
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嗚呼・・ ・ ・  ・

 朝、起き抜けにお茶を一口飲んで「あ~あ」とため息のようなものを吐くのだが、若いころは何も吐かなかったような気がする。いつのころからか「あ~」と吐くようになり五十を過ぎて気が付くと「あ~あ」。「あ~」の後にもう一つ「あ」が付くようになった。この「あ~あ」はひとしきり動いた後に出る「あ~あ」、湯船に浸かった時の「あ~あ」と同類のもので、多…
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複雑やな

 御園自治会の会長はやらなきゃならないだろうなという覚悟はあった。まさか校区自治会の会長までやることになるとは想定していなかった。現時点で自治会会長として4月の確定スケジュールは17日もある。自治会のスケジュールもきついものがあるが、その隙間を縫って警備の仕事をすることを考えるとどこまで体が耐えられるか心配になる。35度を超える日陰の無…
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ものがいっぱいなので

 早めに布団に入っても3時過ぎまで全く眠れない。結局6時とか7時には目が覚めてしまう。睡眠3時間が普通になってしまっている。しんどいかなと思うと意外にそうでもない。慣れてしまうとこんなものかと思う。でもやっぱり6時間くらいぐっすりと眠りたい。  独り暮らしの我が家には溢れるほどの物が溜まっている。身辺整理をしておかなきゃいけないと…
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目の前にあるのに

 昼間のポカポカ陽気は3月に入ったばかりとは思えないほどだ。家から集会所までの道すがら、先日久しぶりに降った雨で、浚渫で半ば干上がっていた七股池は茶色に濁ってはいるが、満々と水を湛え雑木林の輪郭を反射している。これだけ陽気のいい日が続くと、コナラは芽吹き、桜のつぼみも膨らみ花の一つや二つ咲かせているんじゃないかと目を凝らして見てしまうが…
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後はその時のこと

 これまで強盗や放火、殴り込みなどの被害に遭ったこともなく、まあおおむね平和というか平穏というか何事もなく無事に日々を暮らしていた。が、想定外の事態が起こるということはあるもの。昔から「 一寸先は闇」とか「人間万事塞翁が馬」なんて言葉がある。まったくその通りで、ここ十数年、できるだけ他人との付き合いを避け、仕事と散歩以外に他行などという…
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迷い人

 制服姿で巡回していると道を尋ねられることはよくあるが。「ちょっと道に迷ってしまって、〇〇というところへ行きたいんですけど、ご存じありませんか」と、40代半ばくらいの女性が虚ろな目で聞いてきた。〇〇は巡回中、何の気なしに畑の向こうの民家の間、100メートル先くらいだろうか、視界に入ってくる看板で、介護施設のようだ。毎日視界に入ってき…
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気分転換にこんな話を書いてみた

 バイオリンを眺めてつくづく思うのは、やっぱ楽器って美しいな。古ければ古いほど美しい。弦楽器も、金管楽器も木管楽器も、古楽器というのは色合いや艶なんか少し褪せたりしてちょっと哀愁が帯びてきてそんな美しさがあったりする。スペインとかポルトガルの古い聖堂に置かれているパイプオルガンなんかも艶を失い埃を被り、音色も少々かすんだりしているところ…
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漠然として

 当たり前だが寒い。せっかくの休みだ。たまには自転車で散歩。気分転換にもなるし。と、いきたいところだが、外は冷たい北西の風がビュンビュン吹きまくっている。軒に当たる風切り音で外に出ようという気が削がれる。一度気を削がれると何もかも嫌気が射して、することがない。  築五十年の古い木造の我が家の居間はストーブを焚いてもちっとも暖まらない。…
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人道的に殺すって

 ロブスターや伊勢エビなどの甲殻類は痛みを感じる神経があることが解り、スイス他ヨーロッパ各国では人道的な調理の仕方をしなけりゃならないらしい。生きたまま煮沸するのは残酷だろ言うことらしい。動物愛護の精神が生きているということなのだろう。人道的なロブスターの殺し方は痛みを感じないようなツボがあるのかどうか知らないが、調理前に気絶させるか、…
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麻痺してる

 ご無沙汰の更新。書こうと思えば書く時間くらいはある。いろいろ理由をつけて、忙しいからとか体調がどうたらとか言い訳をしながら、本当は面倒くさくて書かないだけである。一度怠けると、次の日、また次の日、と、怠け癖がついてしまい、そのうち本当に書けなくなってくる。怠けも大概にしておかなければならない。  それにしてもこの寒さ。東京では積…
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手間暇かけて

 強烈な寒波が日本列島に居座っているとかで、朝、ゴミを出そうと玄関を開けると全面に氷の張った七股池の水際にカモが3羽こけつまろびつ歩いていた。  この寒さの中での立哨巡回である。すぐにぶり返す風邪に用心して防寒着で着膨れしている。御叱呼をするのに一苦労だ。  日本はモノ作りで豊かになった。手間暇かけて愛情込めて出来上がった製品は日本…
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私の戯言に過ぎないけど

忘却は生命の維持システムであり、失敗を繰り返す足枷でもあるのかもしれない。  年を取ると理屈っぽくなって始末に悪い。年寄りの屁理屈は聞くに堪えないものだ。  世間体を繕ってモラルとか正義とか、そういうものが邪魔をして人間の本性を隠してしまう。平和ボケした人間が突然極限状態に置かれたとき、もっとも残酷な行動に走りそうで恐ろしい。 …
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記憶も感情も風化してこそ

 久しぶりの連休、約一か月ぶり。ようやく雨が上がって窓に射した薄日で部屋が明るくなったと思ったらそれもつかの間、自転車で散歩したかったがこの天気。一粒でも雨に当たったら台無しだ。 - - - - -  父が死んで2年後に母の死。以来一人で暮らすようになって何年たったのか。10年を過ぎるとその当時の記憶はだいぶ薄れてくる。  …
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午後3時で残照と呼ぶには、ちと早い気がするが

 昨日はまあとにかく冷たかったのなんのって。豊川市内ではみぞれが降ったり止んだりして、合羽着て傘さして立哨巡回しているうちに手袋まで濡らしてしまった。下着3枚に上はコートを重ね、着膨れした上に合羽も着てるからまともに動けない。ときどき南の空にわずかに残った雲間から薄日が差すと灰色の輪郭をぼんやりと浮き上がらせた本宮山。  上空の雲…
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千鳥足

 ちょっと体の調子が悪かったので早めに布団に入り、ウトウトしかけたところで酔っ払いの声で目が覚めてしまった。2人か3人か4人か、はっきりわからない。互いに通じているのか、いないのか、呂律の回らない会話でいったい何を言っているのか分からないがかなりご機嫌な様子。足音もおぼつかないほどだから相当に酔っているらしい。  布団の中で聞こえ…
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