心の風景

 久しぶりに小学校の図画の時間に絵を、ほぼ90分たっぷりと使って教えてきた。対象は6年生約60人。担当の先生から、遠近の表現方法とか木の描き方等、どういう表現方法があるのかを生徒たちに教えてほしいということだった。金曜日に学校裏の八幡神社の写生を予定しているそうで、参考になればと町内のスケッチを何枚か持って行ってみんなに見てもらいながら遠近感の出し方や色の塗り方などを説明するが、小学生の子供たちにどこまで理解してもらえたかはちょっとわからないが、60人の子供たちの真っ直ぐな視線を感じるのはとても気持ちがいい。みんな目がキラキラ輝いていた。私の描いたスケッチを黒板や窓際の机に並べられるだけ並べ、できるだけ多くの目に映るようにしたのは正解だった。子供たちは食い入るように絵を眺めている姿が新鮮だった。
 ただどうしても私の説明だけでは難しくなってしまう。担当の若いK先生がポイントポイントをかみ砕いて生徒たちに補足説明をしてくれる。このK先生は、自治会長になって初めて知ったのだが、私が子供の頃からのご近所さんのお孫さんである。後半は実際に絵の具で色を塗ってみるとやはりみんな思うようにならず苦労しているようだったが、実際に私のスケッチを見ていろいろ刺激にはなったようだ。それだけでも意味のあることなのかもしれない。
 杉山町内にはきれいな風景がたくさん散らばっている。子供達には近所のお気に入りの風景を見つけてほしい。それは知原に広がるパノラマを見るような広大な景色でもいいし、汐川干潟の景色でもいいし、いずみが丘団地の西に広がる水田の風景でもいいし、人通りの少ない昼間の路地で玄関先に並べられた鉢植えの光景でもいい。そして、できればお気に入りの風景に自分の想像(妄想)風景を混ぜて自分の心の風景を楽しんでもらえると私としては嬉しいんですがね。






はじめての風景スケッチ (朝日カルチャーセンター講座シリーズ)
旬報社
野村 重存

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