遅々として進まないけど・・・

8月末に描き始めたバイオリンの油絵は年内に完成させるつもりだったが途中で躓き、結局年はとっくに明け現在に至り、中断している。40年絵を描いているが、いまだにこんなことを繰り返している。
同じ表現方法で描き続けていると本当にこれでいいのかと疑念が湧いてくる。と言えばエラそうだが、要するに飽きてくる。子供のころからの飽きっぽい性格は治らない。三つ子の魂百までっちゅうこっちゃ。
一つの表現方法を確立したうえで別の表現方法に挑むというのであれば格好のつけようもあろうが、ただ飽きちゃったというだけのことだ。しかしピカソとか、天才・一流の芸術家の中にも一人や二人、表現の確立云々前に飽きちゃったから別のやり方がいいやって人もいるんじゃないかと思う。その方が私としては都合がいい。
とはいえ、具象的な作品ばかり描いているから飽きないかというと、抽象的な作品へ方向転換するというのはおそらく一生ないだろう。遊びで抽象的な素描なごっこをすることはあるが、それにサインを入れることはない。ちょっとややこしい話だが、こういう遊びは面白い。これをやることで画面構成のヒントになることもあるので、まったく役に立たないということでもない。
素人に毛の生えた絵描きが画面構成だのなんだのと講釈を垂れたところで説得力に欠けるが、20号のキャンバスにバイオリンを描くのに何か月も四苦八苦しているような奴に抽象画云々できるものでもないし、抽象というものに私の頭が理解に及ばない。難しく考えすぎだよと言われたりもするが、やっぱりわからないものは判らない。その感性が私には備わっていない。心に響かない。画面の中に物があり、空気が充満して、静かにたたずむ姿に心を動かされる。そういう絵が描けたら幸せだ。
一流の芸術家の天才脳なら抽象作品もすごいものができるのだろうが、中小、零細脳の人間には抽象的な作品はやっぱり作れないんだろうな。

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