直会での話題

自治会の大役は去年の4月で終えることができたが、今年3月いっぱいまでは監事という役が残っている。先日、交通安全祈願祭という行事に参加。杉山町の氏神である杉山八幡社で氏子総代主催で自治会の各団体の代表の一人として参加するものだ。宮司のお祓いや祝詞(のりと)の後、各代表者たちの玉串奉奠(たまぐしほうてん:玉串に自分の心を乗せ神にささげるという意味が込められているとか)を終えると、社務所に集まって直会(なおらい)。

直会とは簡単に言えば神事を終えた後に参加した人が集まってお神酒をいただき、神饌(しんせん:神に供える食物)を食することで日常に戻るという意味を持っている。

この時期になると、直会での会話は次年度の自治会役員が誰になるのかという話題に集中する。


杉山校区自治会の大きな行事のほとんどは年度の前半に集中し、後半は一般の人たちの目には見えない活動が中心になっていく。校区の抱える問題に取り組み、道路整備補修や護岸や防災等に加え各区ごとに抱える問題、台風による災害のように年ごとに抱える問題にも取り組むことにもなる。あるいは住民からの要望も集まってくる。それらの問題に取り組み、現地へ赴き調査し、ひとつひとつ市に要望書を提出したり折衝したりする。

自治会は根気と行動力がなければ務まらない。また、学校や各団体との連携があってこその活動だ。だから役員の選出はとても難しい。快く引き受ける人などいない。

各校区自治会によっては数年間、長いところでは10年という長期において同じ人が役員を務める地域もあるが、杉山校区自治会は毎年役員が替わる。1月中に各区(町)自治会長(杉山校区では7区あるために7人の区自治会長)を決め、2月中旬には7名の区自治会長の中から校区自治会長、副会長、会計、各行事担当を決める。その中で校区自治会長は市との折衝の仕事が多く、勤め人や働き盛りの人には大きな負担を強いられるため選出には難儀する。


「どうだ、次期役員は決まりそうか?」

「いやー、なかなかおらん」

「□□はどうだ」

「あれはだめだ」

「△△はどうだ」

「あいつは逃げてばかりできっとやってくれんぞ」

「○○がやってくれたらいいんだが」

「今年は氏子も任期が終わるで大変だな」

「民生委員も去年の秋に代わったばかりだったしな、人材探しには苦労するよ」

毎年この時期はこんな会話が町のあっちこっちで繰り広げられる。

そして今年も直会ではこの話題で持ちきりだった。

交通安全祈願祭ということでお神酒をなめる程度で当然お酒類は出なかった。

2月に祈年祭という行事がある。確か第2土曜日だと思った。その頃に校区自治会役員の各担当を決めるのに四苦八苦していることだろう。


人材不足と言われているが、実際は決して人材不足だと思ってはいない。本当はいる。ただ、本人の覚悟が必要なだけなのだ。覚悟を決めても迷ったり腹をくくるまでに時間がかかる。それだけだ。腹をくくれば一年はあっという間だ。

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