いろいろ散らかってる

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 絵を描き始めると頭の中が散らかり始める。油絵のような制作に何か月もかかる作品に取り掛かると、その間ずっと頭の中が散らかりっぱなしで、時には生活に支障をきたすこともあったりする。
 絵に集中して散らかるのならまだいいが、実は絵そのものに集中しているという訳でもない。だから余計に散らかってしまうのかもしれない。
 小学校から高校を卒業するまで通信簿には「注意散漫」と書かれ続け、60年、一つ事に集中できたためしがない。それに加えて整理整頓ができない。後片付けができない。部屋を掃除しても片づけしてもどこかに埃が溜まっていたりシミが残っていたり、なにかがそこら辺に落ちていたり、引っ掛かっていたりする。その部屋を片付けたことで他の部屋が散らかり始めたりする。片付けているのか散らかしているのか判らなくなってくるんだ。
 質量保存の法則は部屋の片づけにより証明される。こっちの部屋からあっちの部屋へ、物が移動したに過ぎなかったのだと気付くのにそう時間はかからない。そこで「とりあえず、まあいいや」と諦めてしまうのである。
使わないものがあれば捨てればいいことは重々承知しているのに、使いもしない物は買わなければいいことは重々承知しているのに、使わないものがボウフラの様に後から後から湧いてくるので、いらないものがいつまでたっても身の回りにひしめいている。
 これと同じ状況が頭の中で起こっているのだ。じゃあ絵を描かなきゃ頭の中は散らからないんじゃないのかというと、やっぱりいつもどこかしらで散らかっている。
 不徳の致すところである。


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