安楽 ・

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このクソ寒い風に吹かれながら、Y店の駐車場を鼻水垂らしながら巡回していたら、向かいの家の縁側で、おじいさんが安楽椅子に腰かけ、日向ぼっこをしながら居眠りをしているのを見て、気持ちよさそうだな、羨ましいなと思ったが、閉じられた目も口も皺の一部にしか見えないお爺さんの顔はだんだんと生き物ではなく、スルメが干してあるようにしか見えなくなり、20年前の父が縁側で日向ぼっこして居眠りしている姿が煮干しみたいだったのを思い出し、やっぱり60歳を過ぎてしまった私が縁側で日向ぼっこをしたらやっぱり近所の人は私の姿が干物に見えてしまうかもしれないなと思ったら、やっぱり日向ぼっこはやめた方がいいかなとも思うのだが、クソ寒い駐車場で鼻水垂らしながら巡回するのと、干物に見られてもいいから日向ぼっこをするのとどっちがいいのだろうと思った。

どうでもいい話ではあるけれど、今回、これだけセンテンスの長い文章を書いたという充実感に自己満足しているところだ。









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