もうこんな時間かと思ったら

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この時期になると、昼と夕方の区別がつかなくなることがある。
しばらくの間考え事をしていたりして、ふと窓の外を見たときに、夕方の陽が射しこんでくる。
「もうそんな時間か」と時計を見ると昼の12時だったりする。
夏と違って昼でも日が傾いているせいで景色の中の影や赤味を帯びた陽射しのせいである。
この時、気を抜くと静かに、いつの間にか、戸の隙間からそっと侵入してくるかのように眠気が訪れる。控えめではあるが、結構強烈な眠気である。天使が舞い降りてきて耳元に「私が寝かせてあげる」と囁かれるかのように。
この後まだやるべきことがあるけれど少しくらいのつもりで体を横にするとすぐさま夢うつつに入り、これが恐らく一年で一番の至福の時である。そして目が覚めたときに部屋が薄暗くなっていて陽は一段と低くなっていたりすると、一気に地獄に落ちたような気分になる。
時間を有効に使えなかった後悔に苛まれるのだ。
やはり天国と地獄は刹那の差でしかない。

10月10日といえば昭和39年の東京オリンピック開会の日。まさにスポーツの秋。なのにいつの間にかオリンピックは夏に開催されるようになった。何も無理してクソ暑い夏にやらなくてもいいだろうに。








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