快挙

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日本のラグビーチームが快挙で話題になっている。しかも世界の強豪国からも絶賛されているらしい。ニュース映像や新聞紙面に大写しされた選手たちの躍動感あふれる姿や笑顔は「よくわからんけど、すごいことをしたんだな」と、ラグビーを知らないまま見ている私もつられて笑顔になっていたりする。長野オリンピックでたまたま初めて見たモーグル競技で、里谷多英選手が金メダルを取った瞬間と似たような気持ちになった。
普段からスポーツに全く関心のない私だ。ラグビーなど全く無縁である。
高校の授業で一時間くらいやらされた程度のものか。
覚えているのは、斜め前に走っている奴から突然パスされ、それが思った以上に、同じ方向に走っている人間から投げられたものをキャッチすることの難しさで、手元をすり抜けた楕円形のボールの先端が、みぞおちに当たり、息も止まるくらいの苦しみと痛みに悶絶しながらも、ボールを追おうとするが、地面に落ちたボールは、なにしろあの形だから思ってもいない方向にバウンドし、私のつま先に当たると、そのボールは私の顔面(頬)を直撃。思わず蹲(うずくま)ってしまったところへ、後ろから走ってきた、さっきとは別の奴の足が、私の尻を蹴る。私はその勢いで前へつんのめって、地面に再び顔面(今度は顎)を強打。直後、私を蹴った奴も、まだ走る勢いが残っていたため、前のめりになって、倒れた私の、さっき蹴った私の尻を、今度は踏みつけて、「わりィわりィ」とか言いながら奴は走り去っていくのであった。
みぞおちにボールが当たった痛みと、はからずも自分で蹴り上げてしまったボールが頬に直撃した痛みと、蹴り飛ばされた尻の痛みと、つんのめって地べたに打ち付けた顎の痛みと、再び、今度は踏んづけられた尻の痛みと、人前で無様な格好をさせられてしまった恥ずかしさで、踏んだり蹴ったりというか、踏まれたり蹴られたりというか、私の心は打ちひしがれ、大勢のクラスメートが躍動するグランドの真ん中に独り佇むよりなかった。
この授業では、この件以外にも、あの楕円ボールが再三にわたって私の顔面を直撃したのであった。
こんな顔になってしまったのは、全てこの時のラグビーボールのせいだ。

本当は、ラグビーつながりでM元首相の悪口でも書こうかなと思っていたのだが、そんなことはどうでもよくなってきちゃったのでこれで終わることにする。








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