昔はよかった・・・

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ソーメンを喰うのに薬味が必要ということでスーパーに寄ったら、ミョウガが無かったので刻みネギを買ったところ、全然香りが無くてがっかり。やっぱり面倒がらずにネギは自分で刻んだ方がいいね。猛省している。
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「昔はよかった」などと、年寄りの昔話はたいだい美化されるので、どこまで信用していいのか分からない。
今どきの団子は食べる気がしない。白玉のような団子にとろみのある甘いタレ、いわゆるみたらし団子だ。スーパーでパックに詰められているものは、たいがいそうだ。あるいはほんの申し訳程度に焦げ目がつけられているだけ。ただ甘くて頼りない歯触りの団子ばかりだ。一本当たり100円くらいだったりすると「高っ!」と思う。屋台で売られているのも同じ団子を焼いただけだったりしてがっかりさせられる。団子としての緊張感っつうもんが感じられない。

子供の頃、渥美線南栄駅の前では、冬になると団子の屋台が来ていた。この店の団子を美味しく食べるには時間との戦いに勝たなければならない。塾の帰りに、プラモデルを買った帰りに、友達の家に遊びに行く途中、駅前を通りかかると、醤油ダレと団子の焦げる香りが鼻腔を通過し嗅覚から大脳辺縁系かなんか知らんがそこらへんをを刺激し、食欲中枢辺りが「喰いたいよね」的な呟きをすると、手が勝手にポケットをまさぐり10円玉が一枚か二枚かを確認する。団子一本10円。一日の小遣いが10円。だから物の価値はすべて10円が基準。ちなみによく泣くので「ひとやま10円の涙」と言われていた。
今どきの団子と違って、だんごというより餅のような食感に近い。熱いうちはとても柔らかく餅米の香りがする。タレも今どき流行のみたらしではなく甘みの無い濃い醤油ダレ。団子を焦げ目がつくまで焼いてタレに浸けると香ばしい香りが辺りに漂う。これを熱いうちに食べるのがいい。香りも味も団子の柔らかさも最高。今どきのみたらし団子の比ではない。なのだが、冷めてしまうと硬くなり風味も悪くなる。天国か地獄か、美味しい団子を食べるのは時間との闘いだ。
だからあまり大量に購入すると3本目あたりから冷めてしまって味が落ちてしまう。
天国と地獄。絶味か駄味か。昔の団子にはこういう緊張感というものがあった。
昔はよかった。あの南栄駅前の屋台団子が懐かしい。










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