ブラタモリ

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ブラタモリが面白くて、毎回録画して見ている。
街の姿の今と昔。この町がどういう変遷を経て現在の姿になったのか。どんな人たちがかかわって、どんな文化が生まれたのか、想像するとワクワクしてくる。
ただ、毎回各所で「今回は特別に・・・」という、勿体ぶった言葉が必ず出てくる。この言葉には「本当はお前らなんぞが簡単に見られるもんじゃないんだぞ」的な、「お前らのようなものが入れるところじゃないんだぞ」的な、「有難く思え」的な、高圧的な意思が含まれているのだ。
最初のうちは「おっ、ありがてえ」的な気持ちで見ていたが、毎回毎回「今回は特別に」と言われると、どうも「また特別かよ」と、特別と言う言葉に多少うんざりし、昔の見世物小屋的な、怪しげで胡散臭い言葉に聞こえてくる。
きっと本当に特別なモノなのに、特別に見せていただいておいてこんなことを言うのはアレだが、最近では特別に見せていただく場面で「じゃ、いいです」とテレビにツッコミを入れたりするようになるくらい特別感が薄れてきた。
グルメ番組で女性タレントが、温泉マークみたいな口で「おいしー、シアワセ」と言う馬鹿の一つ覚えのセリフと同程度と言うか、あるいは、「私はいわゆる食通なんかじゃないよ、ただ舌が卑しいだけだよ」とか言っておきながら、「○○寿司のコハダはいい仕事してある」などと、私のようなバカ舌には一生かかっても解らない含蓄を並べ立てるネジネジのジジイのお言葉とたいした違いはなさそうな気がしないでもないこともないではない。
それでもタモリさんのさりげない教養と嫌みのない含蓄と最初から最後まで漂うユーモアに惹かれ、録画してまで見る価値は十分にある番組だと思う。
本来なら「今回は特別に」という人を見下したようなセリフのある番組など絶対に見ないが、ブラタモリに関しては特別。








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