寝る子は育つはず

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夜12時に近くなって布団に入ると、外から子供の声や足音が聞こえたりするのが珍しくもなんともないような世の中になってしまった。
9時になれば「こどもの時間は終わり。もう寝なさい」と、どこの家でも、それが当たり前の時代は、はるかな昔になってしまった。土曜日でも夏休みでも盆暮れクリスマスでも9時になったら子供は寝る。
「眠たくない」と言えば、
「眠たくなくない」と返される。
「だって・・・」と言えば、
「だってもかってもないっ。つべこべ言わずにさっさと寝れ!」
ここで「ちぇっ」とでも言おうものなら、ゲンコツか平手が飛んでくる。
「今夜は特別だよ」と、親戚が来た時だけ10時、11時まで延長を許されるのは年に一回か二回。
親から、「寝付きが悪い子だな」と言われていた私でも、9時になれば布団に入らされ、ゴソゴソしているうちに気が付くと「起きなさい、はーやーくっ!」と言う母親の声で目覚めると朝。いつの間にかちゃんと眠っていたのだ。
ガキは多少無理矢理でも寝かせれば眠るものだ。
寝る子は育つという。
無駄に育ってしまった感のある私だが、とりあえず体だけは育った。
ある程度育った辺りで、できることならオネエチャンと寝たい気持ちも多々あったが、オネエチャンと寝たらきっと寝られないことばかりしちゃってちゃんと育たなかったかもしれない。
オネエチャンと寝なくて良かった。
でもやっぱりオネエチャンと寝たかった。きっとこう言われるだろう。「勃きなさい、はーやーくっ!」

ゴールデンウィーク。
子供の声が夜中まであっちこっちから聞こえる。
早よ寝れ。









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