なおしみじみ

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11月過ぎてからだろうか、秋も深まる頃、あっちこっちの畑では夕方、野焼きの煙が真っ直ぐに立ちのぼり、牛糞を混ぜた藁が山積みされて、橙色に染まった畑に長い陰が伸びていて、あたりには独特の匂いが漂っていたものだ。きっと牛糞の匂いも混ざっているのだろうが、決して嫌なにおいというのではなく、乾いた藁の匂いや煙の匂いや、発行し乾いた赤土の匂いも混ざって、ちょっと気取った言い方をすれば、熟成されたどこぞ屋のワインにも似た香り。
そんな匂いが漂っていたのは、もう30年も40年も前の時代だな。
「良かったナ、あのころは」 なんつって、しみじみ。
やっぱりしみじみと渋茶をすすり、鈴カステラは昨日食っちまったのでラッキョをポリポリかじりながら思い出に浸るのもまたいいもんだね。



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