眼前に迫る顔

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夜、トイレで、ふと窓の外に視線が行くことがある。
本来そこは生垣だったり、隣の家の壁だったりするはずで、昼間、ガスの検針のおばちゃんが通る以外、決して人は立ち入らないなはずの場所なのに、真っ暗な窓の外からぼんやりと人の顔が浮き出て見えることがよくあるらしい。
そして慌てて眼をそらし、これは目の錯覚だと言い聞かせ、勇気を振り絞って再び窓の外を見ると、顔に見えたのは壁のシミだったり、生垣の影が人の顔の形に見えただけだったりでホッとするものだ。
まあ、不審者でなくてよかったと同時にそれ以外の正体不明の物の怪でなくてよかったと思うのであるが、窓の外に見えた顔に驚き思わず目をつむってしまった場合が厄介らしい。
再び目を開けると、さっき窓の外にあった顔が目の前に迫っているという話をよく聞く。
これは怖いらしい。
だから夜中にトイレではあまり瞬きをしない方がいいらしい。

が、真偽のほどは定かでない。
試してみるのもいいかもしれない。
が、私はやらない。














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