顔で時代を表す

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菜 虫 化 蝶 (菜虫蝶と化す)
 * * * 
風は無いが、気温は低い。
雲多く、薄陽の時々差し込む朝を迎えている。
モンシロチョウが羽化するにはまだ早いかな。

今日は仕事が休み。
なので、一日制作三昧に励みたい。
土門拳の人物肖像写真集を見ている。
昭和に生きる日本人の顔がたくさん。
今の日本人と全く別の顔だ。
明治・大正・昭和という時代を背負ってきた人たちの顔と、平成に生きる我々の顔となぜこんなにも違うのだろうとつくづく思うのだ。
昭和30年生まれの私の顔はどうなんだろう、と、考える。
私の顔は何を背負ってきた顔なのだろう。と考える。

- ゆく川の流れは絶えずして しかも元の水にあらず - 

方丈記の一節が浮かんでくる(っつってあんまりよく知らんけど)。
これを見ながら「一人ずつ描いてみようかな」と、思う。





 - 方丈記「元の水にあらず」に続く - 

 - よどみに浮ぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとゞまりたるためしなし。世中にある人と栖と、又かくのごとし。

 たましきの都のうちに、棟を並べ、甍を争へる、高き卑しき人のすまひは、世々を経て尽きせぬ物なれど、是をまことかと尋 ぬれば、昔しありし家はまれなり。或は去年焼けて今年作れり。或は大家滅びて小家となる。住む人も是に同じ。所もかはらず、人も多かれど、古見し人は二三十人が中に、わづかに 一人二人なり。朝に死に、夕に生るゝならひ、たゞ水の泡にぞ似たりける。

 不知、生れ死ぬる人、 いづかたより来りて、いづかたへか去る。又不知、仮の宿り、誰が為にか心を悩まし、何によりてか目を喜ばしむる。その主とすみかと、無常を争ふさま、いはば朝顔の露に異ならず。或は露落ちて花残れり。残るといへども、朝日に枯れぬ。或は花しぼみて露なほ消えず。消えずといへども、夕を待つ事なし。
 - 


時代の流れはあっても人の営みは変わらず、喜怒哀楽の繰り返し。

顔って時代を映すなぁ。













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